孕んで生まれたそれ
最近 曲を作ることが増えた。
特に作詞が増えた。
日常が変わってきたからだろうか。
以前までは静かに揺らめいてたそれは
今じゃあの日の面影がないほどに激しく波を打つ。
表情が変わらないと言われたあの日からはきっと想像できなかっただろう。
ロックンロールを知って走り出した頃から決まってたのだとすれば
僕は運命に勝った そんな気分だ。
ただ。作詞の時に 自分の弱点だと思ってしまうことがある。
それは、自分のことを書けない。第三者目線が多い。
頭にバッと入り込んできた その瞬間でぼくの中で創造された風景、人物、シーンに パンッと滑り込ませるイメージ。
かっこいい風に言ってるがつまりは妄想、想像に歌詞当てますよってことだ。
だから、弾き語りの曲はワンコーラス、またはサビだけ作って後はステージで作るってことが少なくない。 悪いことなのかもしれないし、非効率的なのかもしれない。
けど、その時に来るんだよなぁ。欲しかった景色が。
だからそう考えてみると
自分の出来事を直接 詩にはできないけど、自分が孕ませた不安や期待が生まれてるんだと思うと、あくまで自分は表現できてるのかなぁなんて。
何言ってるかわからなくなったけど
要はいい曲作ってあいに行くねってこと。